昭和のフィルム写真のようなアイキャッチ画像で失礼します。
100人中99人が興味がないであろうwなぜ私が海外に興味を持ったかを語ります。
いえ、すみません、語らせていただきます…!
海外一人旅好きと人に話すと
- アクティブやなー!
- コミュ力やばそうw
- めっちゃポジティブそう!
など言われることもしばしばですが、全部私には当てはまりませんw
年中おうち大好き、人見知り、現在進行形でネガティブめ。
初めて海外旅行に行くまでは国内旅行すら特に興味はなく、なんなら180度方向性の違う趣味に没頭していました。
小学生の頃はデジモン大好き。
中学生のときに友達にゲームを借りて以来、ガンダムも大好き。
高校生は教科書より重い幽遊白書完全版を鞄に入れて登校。
大学生になってもなおオタク。ついでに麻雀にも没頭。
成人しても、オタクを卒業する日など来ないと思っていました。
きっかけは大学の卒業旅行。
パッケージツアーで行くことになったイタリア。
イタリアとか特に興味なかったけど、社会人になったら友人と旅行行くのも難しいかと思い、渋々(おい)行くことに。
ツアーを手配してくれた友人Aが旅慣れしていたのもあり、出発直前まで何も準備せず。
母「ガイドブックとか買いなあよ」
私「うーん(ゴロゴロ)」
母「イタリアからエアメールとか出してみたらおもしろいんちゃう?」
私「うーん(切手の買い方わからんがな)」←調べろ
母「歴史とか調べてみなあよ」
私「うーん(ゴロゴロ)」
ゴロゴロ
ゴロゴロ
母「るるぶ買ってきたで!(怒)」
という始末。
ツアー代、約20万円。
大学生に用意できるはずもなく親に借りる。
しかしこのやる気の無さ(笑)。
ミラノから入国し、ローマから出国。
イタリア北半分を南下していく旅程でした。






た、楽しすぎた・・・!!!
今まで味わったことのない感動でした。
水を買えただけですごい達成感。
英語がわからないので、表情やジェスチャーで意思疎通。
日本と全然違う接客サービスに友人とツッコミ入れて。
でもどこか憎めない、陽気なイタリア人。
全部新鮮。
中でも、今まで見たことないヨーロッパの景観に一番惹かれました。






自分はファンタジーの世界にでもいるのか?と。
こんな景色の中に溶け込んで生活してみたいと思いました。
(初めてのヨーロッパあるあるw)
コンパクトさに全振りしたデジカメを持って行ってましたが、カメラにも興味が出ました。
英語も勉強したいと思いました。
行き先にイタリアを選んでくれた友人A(現在バリキャリ)には本当に感謝です。
こうして私は海外旅行にハマり、社会人になってからも隙を見ては海外に飛んで行く生活を送ることになるのでした。
ちなみにこれまでの雑に挿入された写真は、帰国後律儀に作ったアルバムの写真です。
そして写真印刷後は写真データを消すというアホさで元データは残っておりません(笑)。
つくづく、あまりに雑すぎる・・・。
余談ですが、オタク活動方面はぱったり興味が薄れてしまいました。
常にひとつのことにのみ興味が集中する性格なんでしょうね。
卒業旅行から帰国したら、間もなく社会人。
銀行への就職が決まっていました。
連続休暇が取れる業界です。
(お盆休みがない代わりに閑散期に交代で平日一週間まるまる休みを取れる)
旅行に行く人が多いと就職説明会で聞いていました。素晴らしい制度!!
ま、有休はそれ以外に取れないんですけど。
ただ社会人になると、なかなか一緒に旅行に行ける友達がいません。
遠方に就職する友人、連休なんか取れず、なんなら早くも結婚する友人も。
しかし、そんなことでは海外行くのは諦めない。
私は昔から、根本的には慎重派なのに、肝心なことを軽く考える傾向がありました。
(ワーホリ決断が最たるものですね…この傾向をたまに行動力があると勘違いされる、というかしてもらえるというか…)
パッケージツアーで知らない日本人と集団でいるより外国人と絡みたい!
と短絡的にバックパッカーに転身し、海外旅行好きは加速。
ついには世間で安定職と言われる銀行を辞めて、カナダワーホリまで行きました。
インドアな私が海外旅行好きになったきっかけは、劇的な出来事ではありません。
「イタリア旅行を経験した」だけです。
友人に引っ張ってもらってですが…(笑)
興味のあるなしに関わらず、どんなことでも経験してみることで、
後の人生を大きく変えるようなきっかけになるかもしれません。
その後経験した海外旅行一人旅は、
自分の力で好きなことして楽しく生きてる!
という自信を与えてくれました。
私の20代は旅です。
冒頭で私は今でも引きこもりだと語りましたが、
このとき以来、変化のきっかけを見逃さないようにしようという意識は常にあります。
帰国して再就職し、「ふつうのサラリーマン」に戻った今。
日常生活にも海外や旅の要素を取り入れられたらどんなに充実するだろう。
と思うようになりました。
海外旅行自体は今ももちろん大好きです。
日本で海外に行った気分になる方法を日々模索するようになって、このブログが誕生することになったのです。