旅トーク

日本人の口に合う、マイナーな海外の料理を紹介!

日本人の口に合う海外ごはん

・旅行先でも食は保守派
・日本で食べれないものに興味はあるけど失敗はしたくない
・どの国にどんなものがあるのか事前に知っておきたい

こんにちは、ティーです!

旅行に行ったら現地の食べ物も楽しみのひとつですよね。

 

が、日本人の口に合うのかいつも不安・・・と思うことありませんか?

私は、香辛料や香草が大の苦手です。

日本で食べるものでも、シナモン、クミン、パクチーなどが苦手です。

超典型的な日本人の、しかも子ども舌です。

失敗も旅の思い出ではありますが、旅行中の食事の回数は限られています。

せっかく海外に行ったのに毎回マクドというのもなんだか味気ないし・・・現地っぽいもので、好みの味のものを選べるに越したことはないですよね。

 

イタリア料理や韓国料理が日本人の口に合うのは想像しやすいと思います。

じゃあ、ちょっとマイナーな国の料理や、日本でほぼ見かけない食材はどうかな?

というわけで、海外で日本人の口に合いそうな料理を見つけるコツと、
「これは合いそう!」と私が感じた世界の料理(マイナー寄り)を具体的にご紹介したいと思います。

なお「日本人の口に合う」の定義は
香辛料のクセがなく、日本で食べ慣れている味付けに近いと私が感じるもの
とさせていただきます(笑)。

海外で、日本人の口に合う料理を見つけるコツ

グアテマラのタコス
まず最初に、日本人の口に合う料理を見つける私なりのポイントを簡単にご紹介したいと思います。
完全な私の独断と偏見で恐縮です。

シンプルなものは、大きくハズれる可能性は低めです。

  • パン(具なし)
  • 焼いた肉
  • 味付けをしていない野菜

パンは、クセが強くて食べられない!ということはまずないです。
パサパサやな・・・と思うものは結構ありますが(笑)。

肉や野菜も、シンプルなもの(塩のみとか)であれば基本的に素材の味です。
なのでシンプルなサンドイッチやハンバーガーは、問題なく食べられることが多いです。

逆に、ハズれる可能性が結構高いと私が本能で感じているものは、羊肉日本で見かけない葉ものです。
海外の羊肉は、素材も味付けもクセが強いものに出会うことが多かったです(もちろん、おいしいのもありました!)。
葉ものは、シソやパクチーのように小ぶりで薄い葉のものがクセが強めなイメージです。
何度も言いますが、100%独断と偏見です。

あと、煮込み料理やソースがかかっている料理は当然味付けによって好みが分かれます。
可能であれば、匂いをかがせてもらうと判断しやすいと思います。

合わないもの食べたくない!みたいに書いてきましたが、
やっぱり旅行、しかも滅多に行けない海外となると、冒険しないのももったいないですよね。

ガイドブックでしっかり下調べ。
現地在住の日本人のTwitterで情報収集。
量の調節ができそうなら、少量を試してみる。
旅人同士で料理をシェアすれば、大量を完食する必要なし。

ちょっと工夫して冒険しましょう。
好みでなくても、話のネタができた!とポジティブに考えて旅の思い出の一部に♪

では、次からは私が実際に食して「これは日本人の口に合う!」と思った料理を紹介していきます。

 

炭水化物は、海外でも日本人の口に合う料理多し!

ラオスの五平餅

プーティーン

プーティーンは、カナダのジャンクフードです。

カナダの名物って聞くと何が思い浮かびますか?

ドイツに行ったらソーセージとビール!
トルコに行ったらケバブに挑戦してみたい!

みたいなのは何となくありますよね。

カナダって実は名物料理が特になくて、強いて挙げるならこのプーティーン。
カナダのプーティーン
フライドポテトとデミグラスソースとチーズ!!
悪魔的でおいしいジャンクフードです。

レストランやカフェでお目にかかることが多いですし、ファーストフード店でもメニューにあったりします。

プロフ

ウズベキスタンのプロフ
プロフは、中央アジアのウズベキスタンという国のお米料理で、一言で表現すると焼飯です。

ウズベキスタンとカザフスタンで何度も食べました。
各都市によって少しずつ違いがあり、油で炒める調理法もあれば、肉や野菜と炊き込む調理法もあります。

地域やお店によって、入っている肉や野菜に結構違いがあります。
ちょっと変わったものだと、干しブドウが入っているものがありました。
ごはん+フルーツがそもそも苦手という方は、このプロフはちょっと苦手だと思うかもしれません。
また、お店によってかなり油っこいことがあります。

が、基本的に特別なスパイスの味はなく、クセはまったくありません。
たまたまそのプロフは好みに合わなくても、ぜひ他の地域、お店ではまた注文してみてほしいです。
それくらいおすすめのウズベキスタン料理!
やはりお米ということで、プロフは日本人の味覚に合うと思います♪

カオニャオ

ラオスのカオニャオ
カオニャオは、東南アジアのラオスで食べられる餅米を蒸したごはんです。
屋台で売られています。

写真のように、竹を編んだ容器で出てきます。
かわいいですよね(^^♪

ラオスの市場
周辺にはこのような「ビンカイ」「サイウア」など肉・串料理(焼き鳥やソーセージ)も売られており、それらと一緒にいただくと箸が進む!

おいしいです。
お米があるだけで本当に安心できる。

ちなみに、アジア圏にはお粥もたくさんあります。
が、お粥は香辛料や香草を使っているものも多く、見た目で見分けがつかないことが多いです。
私はお粥大好きなので果敢に挑戦してきましたが、ちょっと私には合わないかも、すみません・・・(´;ω;`)となるものも多々ありました。

 

味付けが日本人の口に合う!海外の肉料理

アルゼンチンのカツレツ

シシグ

フィリピンのシシグ右側の肉料理です

シシグはフィリピンの肉料理です。
フィリピン料理の中では、知っている方も多いと思います。

刻んだ豚肉と玉ねぎなどを炒めています。
油、ニンニク、醤油の風味がジャンキーで、日本人に限らず誰でも好きなんじゃないかと♪

ビールがめちゃくちゃ進みます(とお酒好きな友人が言っていました)。

ロモ・サルタード

ペルーのロモサルタード
ロモ・サルタードは、南米のペルーでポピュラーな肉料理です。
野菜が一緒に炒めてあったり、フライドポテトが添えられていたりします。

本当に日本人好みの味付けです。
マチュピチュの麓のレストランで香港人の旅人と食べたんですが、おいしくてアジア人二人してびっくりしました!

ロモ・サルタードは醤油などアジアの調味料で味付けした料理なのだそう。

遠い遠い南米で、なぜアジアの味付けなんでしょう?
理由は、ロモ・サルタードは大昔にペルーに移住した中国の人々が作った料理だからです。
アジアで馴染みの深い調味料で味付けをしているんですね。

タンジーヤ

モロッコのタンジーヤ
タンジーヤは、北アフリカのモロッコの煮込み料理です。
スパイスが使われるのですが、クセが少なく食べやすい!(※お店によるかもしれません)

モロッコ料理ではタジンが近年よく知られるようになっていますが、タンジーヤはタジンとは別物です。
タンジーヤは主要都市であるマラケシュで特に食べられる郷土料理です。

作り方がとてもユニーク。
壺に肉や野菜、スパイスを入れて、なんとその壺を公衆浴場(ハマムと言います)の熱で煮込むそう!

私が教えてもらった話だと、人々は壺を公衆浴場に持って行き、風呂釜にその壺を入れて自分もひとっ風呂。
さっぱりしたら煮込み終わったその壺を引き上げていくのだとか・・・。

 

料理じゃないけど…日本人の口に合う海外のお惣菜パン!

ボリビアの朝ごはん

ケサディージャ

メキシコのケサディージャ
ケサディージャは、中米のメキシコの軽食です。
惣菜パンで、焼いたものや揚げたもの、具材もいろいろあります。

メキシコシティで長期滞在していたホステルの近くにとてもおいしいお店があり、足繁く通って具材ほぼコンプリートしました(笑)。

メキシコのケサディージャ
お気に入りは「チンチャロン」という揚げた豚肉の皮。
レタスをトッピングしてもらうととてもおいしい。
三食これでもいい!ってくらい、当時お気に入りでした。

あるとき特に深い意味もなく好奇心で「セソ」という具材を注文し、おいしくいただきました。
あとから友人にセソは脳みそだよとさらりと言われました。
おおう・・・!

余談ですが、メキシコやアルゼンチンの人々はケサディージャを「ケサディジャス」と呼んでいました。
私も旅行中はずっと「ケサディジャス」と呼んでいたのですが、今回ブログを書くにあたって日本語で調べると「ケサディージャ」と出てきました。
単数形と複数形の違いだと思いますが、通常現地では複数形の「ケサディジャス」で呼ばれている模様です。

サムサ

ウズベキスタンのサムサ
サムサは、中央アジアのウズベキスタンの惣菜パンです。
中身は肉や野菜などいろいろあり、本当に馴染みのあるザ・惣菜パンでおいしいです。

ウズベキスタンのサムサフォークで切りましたよ~!(念のためw)

羊肉はちょっとクセのあるものに当たる可能性があるので、日本人の口に合うように選ぶならチキンが無難かもしれません。
私はかぼちゃ餡のサムサも食べましたが、どれもめちゃくちゃおいしかったです!

どこで食べても具材がたくさん詰まっており、ラッキー♪なんて思ってたのですが、
いろんなブログを見ていると、サムサとは具材がしっかり入ってボリュームのあるものみたいです(^^♪

 

海外の珍しい食材!これらの料理も日本人の口に合う

モロッコの野菜

アーティチョーク

モロッコのアーティチョーク
アーティチョークは、主に欧米で食べられているキク科の野菜です。
見た目は、頭が大きくて丸いアスパラガスという感じです。

イタリアのアーティチョーク
これはイタリアの駅地下でお惣菜として売られていたアーティチョーク。
可食部は大きな花みたいな部分だけのようです。
素揚げしており、お店の人はこの調理方法を「イスラエル風」と言っていました。

ほんのり甘くて、香草のような匂いはなし。食べやすいです!

プランテイン

プランテインは、赤道近くの国々で収穫される調理用のバナナです。

グアテマラのプランテイン
これはグアテマラで食べたものですが、初めて食べたのはカナダで、パナマ人の友人に教えてもらいました。

料理にも使われるようですが、私が食べたのはどちらもデザート。
焼いたプランテインにバターやクリームチーズをのせていただきます。

普段食べるバナナと全然違って甘くなく、芋のようにほっくりとしています。
バナナが苦手な方でも食べられるんじゃないかと思います。

 

 

お疲れさまでした!

海外の料理で、日本人の口に合いそうかつマイナーなもの寄りでご紹介しました。

そこそこ偏食の私がおいしいと感じる料理ばかりなので、多くの日本人の口には合うと思います(自信満々)

海外旅行がまた解禁になったときには、参考になるとうれしいです!

それでは!
error: Content is protected !!